ー SOCIAL ー

社会の皆様のために

ステークホルダーの皆様と誠実に向き合い、対話を通じてより良い信頼関係を構築するとともに、当社グループの責任を果たしていきます。社会から信頼を得ながら、価値を提供し続けることができる企業を目指し、ステークホルダーの皆様との関わりを大切にしていきます。

「 ステークホルダーエンゲージメント 」

お客様に対する取り組み

中央品質管理委員会

 お客様に安全・安心な製品・サービスを提供し続けるために、品質に関するガバナンスを強化すべく、品質保証に関する議題を確認し改善の指示を行う経営層を含んだ社長直轄の中央品質管理委員会を設置しています。

製品安定供給のため「熱間表面疵検出機」の開発

 品質改善技術強化の一環として、鋼材(棒鋼、形鋼製品)の熱間表面疵検出機を子会社であるみどり精密工業と共同開発し、国内事業所に標準装備しました。熱分布の違いから疵を感知・識別する熱画像法により、全品種・全サイズの製品品質の維持を実現します。

「エコリーフ」環境ラベルプログラムで製品の環境負荷データを開示

 「エコリーフ」環境ラベルは、使用する製品の環境負荷を定量的かつ客観的に評価することができ、環境に配慮した製品を購入する上での判断材料とすることができます。

 また、建築物において、エコリーフ環境ラベルを取得した製品を一定量使用した場合、LEED(建築や都市の環境を評価する、米国の国際的な性能評価システム)認証の申請において加点されるメリットがあり、LEED 認証取得を目指すお客様に対しても大きく貢献できるものと期待しております。

 

 開示している環境データの詳細は、一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)のページでご覧いただけます。

従業員に対する取り組み

健康経営

当社グループは、2021年4月に「健康宣言」を制定しました。
社会の発展と地球環境との調和に貢献する「エッセンシャルカンパニー」へと成長するためには、企業の根幹である従業員一人ひとりの健康が何よりも重要と考えております。
今後、下記の体制のもと、具体的な施策に取り組み、従業員とその家族の健康づくりを更に推進してまいります。

 

            

 

健康経営推進体制

経営トップ自らが健康経営推進最高責任者として先頭に立ち、健康経営の意義や重要性を全従業員に周知し、会社全体及び外部とも連携しながら取り組んでいく体制を構築しました。

 

具体的な取り組み

 ■ 従業員の健康課題の把握と必要な対策の実施
 ■ 健康課題に基づいた具体的目標の設定と推進
 ■ 産業医や協会けんぽと連携した健康保持・増進策(保健指導など)の実施
 ■ 健康の保持・増進をテーマとした階層別教育の実施
 ■ 健康チャレンジカードの配布
 ■ 有給休暇の取得推進や時間外労働の削減 など

 

「健康経営優良法人(大規模法人部門)2022」取得

共英製鋼株式会社は、経済産業省と日本健康会議が主催する健康経営優良法人認定制度において、社員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組む法人として「健康経営優良法人(大規模法人部門)2022」に初めて認定されました。

ハタラクエール2022 福利厚生推進法人に認証

 2022年3月、福利厚生の充実に力を入れる法人を表彰する制度である「ハタラクエール」において、当社は昨年に引き続き、福利厚生推進法人に認証されました。今後も、企業の成長の源泉となる社員の働き方を支える取り組みを強化していきます。

小型家電リサイクル作業場「リサイクル工房にじいろ」

 2020年12月、山口事業所内に小型家電の解体や分別を行う「リサイクル工房にじいろ」を開所しました。従業員は、障がい者支援事業所から新たに社員として採用しました。
 主にパソコンや携帯電話などの小型家電の手作業での解体、分別を行い、解体された家電はレアメタル、基盤、電池などに分別され専門業者に売却し資源として再利用されます。工房名の「にじいろ」は、虹が7色で構成されるように、「いろんな個性の集まりですてきな社会をつくっていこう」との願いが込められています。

働き方改革

 当社グループでは、安全で働きやすい職場環境の実現に向け、様々な取り組みを進めています。
 特に電炉工場の作業環境は、製造業の中でも厳しいものであり、リスクを伴う作業もあります。今後の事業継続の観点からも、生産現場の働き方改革は重要なテーマです。従業員の安全を守り、安心して働ける環境づくりを目指し、これまでにも関東スチールにおける昼間操業への移行やゴールデンウィークの連続休暇取得、厚生棟の整備など、各拠点で様々な取り組みを行ってきました。

 また、電気炉内の耐火物吹付け作業の完全無人化を目指して高度画像処理技術を活用した耐火物減耗深度診断システム開発にも取り組んでいます。  
 これからも、新しい仕組みや技術を取り入れながら、安全で働きやすい職場環境づくりを目指していきます。

 

枚方事業所 製鋼工場にロボット導入

 このほど枚方事業所の製鋼工場にロボットを導入し、これまで手作業で行っていた炉前作業の一部を自動化しました。既にテスト操業を終え、現在順調に稼働を続けています。これにより、炉前作業の完全無人化への取り組みは、実現に向けて大きく前進しました。同様の取り組みは、近々関東スチールでも実施予定です。

従来の炉前におけるサンプリング作業   ロボットにより自動化

枚方事業所 新製品倉庫の竣工

 当製品倉庫は、在庫能力が3万トンと従来の約2倍であり、製品品目の在庫拡充によりお客様への出荷の迅速化や柔軟な操業が可能となります。今までは、製品在庫能力が少ないために、ゴールデンウィークやお盆、年末年始などにも操業を行う必要がありましたが、今後は計画的に生産を行うことで、従業員も計画的な休暇取得が可能となります。
 最大の特徴は、レーザーを用いた画像処理システムで製品在庫の山を3次元で認識し、センサーを搭載したクレーンが、自動で製品を正しい位置に運び、積み上げていくシステムで、玉掛けなど人による作業がなくなり、省力化と危険源の除去が実現します。

株主・投資家に対する取り組み

IR情報の開示

 企業としての説明責任を果たし、企業価値向上を図るため、適時適切な開示に努めるとともに、説明会の実施や投資家との対話、各種発行物、当社ウェブサイトなどを通じて、当社に関する情報を株主・投資家の皆様にお届けしています。
 株主還元については、長期的観点から事業成長と企業体質の強化に必要な内部留保を確保しつつ、適切な水準の株主還元を安定的に行う方針です。具体的には、「連結配当性向年間25~30%程度、ただし1株当たり年間配当の下限は30円」を目処として配当することを基本方針としています。

■配当および配当予想

地域社会に対する取り組み

メスキュード医療安全基金

メスキュード医療安全基金贈呈式(山口県総合医療センター)
拡大
メスキュード医療安全基金贈呈式(山口県総合医療センター)

 メスキュード医療安全基金は、医療廃棄物の運搬処理に対し、処理会社と運搬会社で基金を拠出し、医療活動や福祉環境活動の発展に貢献するために寄付を行うものです。2020年度で19回目を数え、今回は全国の11団体に総額1,400万円の寄付を行い、寄付累計額は4億2,000万円を超えました。
 山口県下の寄付先として、新型コロナウイルス感染症の重点医療機関に認定されている『山口県立総合医療センター』『長門総合病院』と、同じく感染症拡大防止に注力されている『山陽小野田市』に対して、当基金から寄付金を贈呈しました。
 メスキュード医療安全基金は、社会と地域への一層の貢献と、地球環境の
保全支援を目的に、引き続き活動していきます。

地域社会貢献基金

 創立70周年記念事業の一環として「地域社会貢献基金」を設立し、各事業所の近隣地域への寄付を通じた継続的な社会貢献活動を行っています。寄付活動は、環境保全・次世代育成・安全防災・地域社会活性化等、社会貢献活動を地元地域で行う団体・組織・グループを幅広く対象として実施します。

駐日ベトナム大使館への寄付

 2020年8月、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、経済的支援が必要な日本に滞在する多くのベトナム人留学生や技能実習生を支援するために、駐日ベトナム大使館に寄付を行いました。

医療機関への寄付

 2020年5月、新型コロナウイルス感染症拡大による医療機関における様々な資材不足の解消に少しでも貢献するため、各事業所の所在する自治体を通じて、医療機関の皆様へ、防護服9,500着、レインコート650着を寄付しました。

取引先に対する取り組み

パートナーシップ構築宣言

当社は、サプライチェーンの取引先の皆様や価値創造を図る事業者の皆様との連携・共存共栄を進めることで、新たなパートナーシップを構築するため、以下の項目に重点的に取り組むことを宣言します。

1.サプライチェーン全体の共存共栄と規模・系列等を超えた新たな連携

 直接の取引先を通じてその先の取引先に働きかけることにより、サプライチェーン全体での付加価値向上に取り組むとともに、既存の取引関係や企業規模等を超えた連携により、取引先との共存共栄の構築を目指します。

2.「振興基準」の遵守 
 親事業者と下請事業者との望ましい取引慣行(下請中小企業振興法に基づく「振興基準」)を遵守し、取引先とのパートナーシップ構築の妨げとなる取引慣行や商慣行の是正に積極的に取り組みます。