基本的な考え方

当社では、経営判断の迅速化及び企業価値の向上を図ると同時に、持続的な成長のためにはコンプライアンス(法令遵守)の徹底が重要であると認識しており、それを組織的に担保するコーポレート・ガバナンス体制を構築しております。

コーポレート・ガバナンスの体制

当社は、監査役及び監査役会制度を採用しており、取締役会と監査役・監査役会により、取締役の職務執行の監督及び監査を行っています。また、各事業所・各関連会社毎の自主責任経営体制に基づく独自の経営システム及び当社の事業体制にふさわしいコーポレート・ガバナンス体制を次のとおり構築し、充実を図っております。

会社の機関の内容説明

取締役会

当社の経営意思決定機関である取締役会は、代表取締役2名、取締役8名の計10名で構成され、内2名が社外取締役で構成され、社外取締役については東京証券取引所の定めに基づく独立役員に指定しております。コーポレート戦略においてはグループの総合力を結集するため、取締役会は国内外の当社グループをまたがる横断的な責任機関として機能しております。

監査役会

当社は、会社法等関連法令の規定に基づき、監査役及び監査役によって構成される監査役会制度を採用しております。当社及び業界の業務内容と事業内容に精通した常勤監査役1名と監査役2名の合計3名(監査役2名は社外監査役)で構成され、監査役1名を一般株主と利益相反が生じるおそれのない独立役員に指定しております。各監査役はガバナンスの有効性を監視し、取締役の職務の執行を含む経営実践遂行の監査を行っております。また、会計監査人(有限責任 あずさ監査法人)や当社監査部、関係会社の監査役との連携を密に行い、業務遂行における監査体制の強化を図っております。

内部統制システムに関する体制の概要およびリスク管理体制

代表取締役社長に直属する部署として監査部を設置し、定期的に当社及びグループ関係会社の経営活動が社内規程・基準等に準拠して、適正に行われているかについて定期的に業務監査を実施し、執行役員・使用人の職務執行を監査しております。また、「リスク・コンプライアンス委員会」を設置し、当社グループのリスクマネジメント及びコンプライアンス推進活動の総括を行うとともに、当社グループにおける横断的なリスクについて未然防止のための教育・啓発活動、重点項目・年度計画の設定、及び取組状況の把握・評価等行っております。 

社外役員の選任および独立性に関する基準

社外取締役および社外監査役の当社からの独立性に関する基準については、社内規程「社外役員の選任及び独立性に関する基準」により定めています。