培われたノウハウと技術で

さまざまな産業廃棄物を安全・確実に処理

電気炉は、あくまでも鉄を生み出すためのもの。鋼材の品質を保ちつつ、種々雑多な素材が混在する産業廃棄物を安全かつ適正に処理するには、綿密な管理と確かな技術が必要です。
私たちは、早くから産業廃棄物処理を手掛け、そのノウハウを蓄積してきました。
電子部品や電池類、企業の製品開発に関わる機密性の高い廃棄物など、取り扱いの難しい産業廃棄物を数千度の熱で溶融処理し、再利用可能な資源として甦らせています。 

リサイクル処理フローとCO2削減フロー

鉄屑再生と廃棄物処理(溶融)との関係

電気炉のリサイクル工程

焼却・溶融(電気炉)

  • 可燃物は分解されてガス化し、粗鋼の還元材として使用(CO²削減)(ケミカルリサイクル)
  • 残渣(スラグ)は、路盤材に再生(マテリアルリサイクル)

破砕・選別(シュレッダーマシン)

  • 鉄は製鋼原料(マテリアルリサイクル)
  • 非鉄は売却(有価販売)
  • その他残渣(シュレッダーダスト)はガス化炉でリサイクル

焼却・溶融(ガス化炉)

  • 可燃物は分解されてガス化し、粗鋼の加熱ガスとして使用(CO²削減)
  • 残渣(スラグ)は、路盤材に再生(マテリアルリサイクル)
  • メタル分は回収されて、有価販売(都市鉱山)