2014年8月12日、共英製鋼のベトナム北部の事業拠点であるキョウエイ・スチール・ベトナム社(KSVC社)が、ベトナム社会主義共和国のサン国家主席の来訪を受けました。
 

これは、かねてより海外企業の誘致に積極的なサン国家主席が、ニンビン省視察に際し、自らKSVC社への訪問を希望して実現に至ったもので、当日はニンビン省共産党書記、同省人民委員会の正・副委員長ほか政府関係者、テレビ局他報道陣を含め総勢50名の大視察団となりました。
 

KSVC社では、社員が総出で出迎える中、サン国家主席は社員らと握手を交わし、KSVC社の発展を祈念する旨コメントされました。同社の山川社長は、ベトナム政府・ニンビン省による支援に対する謝辞を述べた後、ベトナム鉄鋼市場の現状を説明し、鉄鋼需要の拡大に繋がる施策の実施を要請しました。
これに対しサン国家主席は、今後日本のODA案件を含むプロジェクトが実行されるに従い需要は徐々に回復するとの見方を示し、今後も共英製鋼のベトナム事業を支援していくことを表明されました。