共英製鋼株式会社(大阪府大阪市、代表取締役社長 坂本 尚吾)の「エシカルスチール」が、このたび、グレーチングメーカーである株式会社ダイクレ様(広島県呉市、代表取締役社長 山本 貴)の福祉施設新築工事(施工:株式会社増岡組)および安芸津工場建設工事(施工:大之木建設株式会社)において基礎建材として採用されました。本件は、当社の主力製品である鉄筋の「エシカルスチール」が施主様の指定により受注された第1号案件です。

 

「エシカルスチール」は、電気炉で医療・産業廃棄物などを完全無害化溶融処理しながら製造した鋼材について、生産から出荷までトレーサビリティを確保した製品です。廃棄物中の鉄分は鉄鋼製品へ、その他の成分はスラグとして再資源化することが可能であり、残渣(ざんさ)を残さない処理プロセスを実現しています。こうした資源循環型社会に貢献する環境価値が施主様から評価され、「エシカルスチール」の受注に至りました。

 

共英製鋼グループは、今後も「エシカルスチール」の理念の浸透を図るとともに、同製品の供給を通じて資源循環型社会の実現に貢献していきます。