5月23日、当社の高島相談役がベトナムを訪問し、同国のサン国家主席と会談しました。高島相談役は、今年3月に自身が同国より受章した友誼褒章について謝辞を述べ、その後同国の経済状況や日本との協力関係について意見交換を行いました。
 

会談の席上、サン国家主席は、両国間の経済協力関係強化にとって日本企業が重要な役割を果たしていることを強調し、ベトナム政府は日本企業の同国における投資拡大と事業展開を支援していくと表明しました。また、日本企業のベトナム進出に先鞭をつけ、同国で長年にわたり事業を行っている当社に謝意を示した上で、今後も両国間のさらなる関係強化に貢献してほしいと述べました。

これに対し高島相談役は、当社をはじめとする日本企業にとってベトナムは有力なビジネス対象国であり、20年前に同国に進出した当社が再び起爆剤となって、日本企業のベトナム投資を呼び込む力になりたいと述べ、今後ともベトナム投資に対する当局の支援をいただきたいと要請しました。

会談の模様は、同日のベトナム国営放送(VTV1 national TV Channel of Vietnam)のニュースで紹介されました。

また高島相談役はこの前日に同国の商工省(MOIT)のクァン副大臣とも面会し、当社が同国で進めている設備増強投資への支援を要請、副大臣も「共英製鋼への支援を約束する」と回答しました。

以 上