共英製鋼株式会社(大阪府大阪市、代表取締役社長 坂本 尚吾)の米国拠点であるVinton Steel LLC(アメリカ合衆国テキサス州、社長 棗 浩一郎、以下、ビントン・スチール社)にて、新工場の建設工事開始にあたり、8月25日(現地時間)に鍬入れ式を執り行いました。

 

鍬入れ式の様子

 

式典には、ご来賓として長沼善太郎在ヒューストン日本国総領事館総領事、テキサス州経済開発・観光局 ビジネス・地域開発担当ディレクターのラリー・マクマナス氏をはじめ、地元自治体の皆様、地域の発展に尽力されている企業・団体の皆様、工場建設を担当するテノバ社、ポミニ社、テキントE&C社の関係者など、約200名の皆様にご出席いただきました。

 

ビントン・スチール社はかねてより設備老朽化が課題となっておりましたが、今回の設備投資で製鋼工場の新設および圧延工場設備の大幅改造を実施することで 、生産性の改善による大幅なコスト削減および 生産量・出荷量の拡大が実現される予定です。年間生産量は20万トンから30万トンとなる計画で、目覚ましい経済成長を遂げているテキサス州において、競合他社に対するさらなる競争力強化が期待されます。

 

従業員と工事関係者の安全を第一に考えながら、2027年初頭の操業開始に向けて工場建設を進めてまいります。

挨拶する長沼総領事

当社会長の高島

ラリー・マクマナス ビジネス・地域開発部門ディレクター

鍬入れ式の様子2