共英製鋼株式会社(大阪府大阪市、代表取締役社長 坂本尚吾)の山口事業所(山口県山陽小野田市、事業所長 国丸洋)は、山陽小野田市民病院(山口県山陽小野田市)へ、地域医療の充実および環境衛生の向上を目的に廃棄物保管庫を寄贈し、9月26日に同病院にて寄付採納式が執り行われました。式典では、事業所長 国丸より、山陽小野田市 病院事業管理者の矢賀健様へ寄付目録を贈呈し、矢賀様から感謝のお言葉をいただきました。

 

当社は、1988年から電気炉が操業時に発する数千度の高温を活用し、医療・産業廃棄物などを無害化処理する環境リサイクル事業を行い、同病院より長年にわたり医療廃棄物の処理を受託してます。この度、同病院の廃棄物保管庫が仮設であることをうかがったことから、医療・産業廃棄物などを処理しながら製造した鋼材「エシカルスチール」を基礎部分に使用した廃棄物保管庫を寄贈する運びとなりました。

 

共英製鋼グループは、引き続きこのような寄付活動などを通して、地域社会の発展に貢献する企業を目指していきます。

寄付採納式の様子(左から矢賀様、国丸事業所長)

寄贈する廃棄物保管庫

■「エシカルスチール」とは

当社は役割を終えた鉄スクラップを電気炉で溶融し、鉄筋や形鋼などの鉄鋼製品を製造する電炉メーカーです。あわせて、操業時に電気炉が発する数千度の高温を活用し、処理が難しい廃棄物を無害化処理する環境リサイクル事業も35年以上前から行ってました。2024年より、医療・産業廃棄物などを処理しながら製造した鋼材を「エシカルスチール」と名付け、鉄鋼事業と環境リサイクル事業を併営する当社独自の資源循環型事業を広く発信するブランディング活動を進めています。