共英製鋼株式会社山口事業所の事務所棟が、「第59回日本サインデザイン賞」において最も秀でたデザインに授与される日本サインデザイン大賞・経済産業大臣賞を受賞しました。また、これまでにも、世界三大デザイン賞の一つとされる「Red Dot Design Award」や世界最大の建築賞である「INTERNATIONAL ARCHITECTURE AWARD」をはじめ、国内外の数多くのデザイン賞を受賞しています。
当事務所棟は、2024年8月に株式会社奥村組(大阪府大阪市、代表取締役社長 奥村太加典)による設計、エムアールスタジオ株式会社(東京都中野区、代表取締役社長 宮下信顕)によるデザイン監修のもと建設されました。機能的で快適なオフィスづくりをコンセプトに、従業員同士のコミュニケーションを促進し、創造的で効率的に働ける空間を実現しています。また、当社グループ独自の技術である医療・産業廃棄物を完全に溶融処理しながら製造した鋼材を構造躯体に使用し、製品やモチーフを内装の随所に取り入れた当社グループのアイデンティティとものづくりへの誇りを体現した建築となっています。
当社グループでは、2024年度を起点とする3か年の中期経営計画「NeXuS II 2026」において、重点施策のひとつとして「無形資産投資に向けた取り組み強化」を掲げています。生産設備への投資に偏りがちであった従来の発想を転換し、働く人が誇りをもって働ける環境を整えることを目指しています。さらに、2024年4月より医療・産業廃棄物を完全に溶融処理しながら製造しトレーサビリティを確保した鋼材を「エシカルスチール」と名付け、ブランディング活動を開始しました。引き続き、企業の成長の源泉となる従業員を支え、働く満足度を高める取り組みを強化していきます。





