共英製鋼株式会社(大阪府大阪市、代表取締役社長 坂本 尚吾)は、2025年に国際的な非営利団体カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(以下、CDP)が実施した「気候変動」「水セキュリティ」分野の調査において、リーダーシップレベルである「A-」評価を取得しましたので、お知らせします。

 

 

 

CDPは、2000年に英国で設立された国際的な非営利団体であり、企業や自治体などの環境影響に関する情報開示システムを運営する団体です。調査は年1回実施され、企業の環境関連情報を収集・分析し、「A」から「D-」までの8段階で評価しています。当社は、「気候変動」分野においては4年連続4回目、「水セキュリティ」分野においては、2年連続2回目となる「A-」の評価を取得しました。

 

当社グループは、気候変動問題への対応を重要な経営課題の一つとして位置付けており、「2030年度にCO2排出量を2013年度対比50%削減」を目標として掲げ、2050年カーボンニュートラルに向けた様々な活動を行っています。また、主に鉄鋼製品を製造する過程で、材料や設備の冷却に大量の水資源を利用しています。自社の水リスク低減とともに、地域環境や住民の皆様、さらに生態系への影響に配慮し、水資源のリサイクルを推進することで「排水ゼロ」を目指した活動を行っています。今回の調査結果は、このような取り組みが評価されたと考えています。

 

今後とも、グループ一丸となって、鉄資源の循環に資する事業を通じ、社会に信頼され必要とされる「エッセンシャル・カンパニー」を目指す中で、資源循環型社会の実現に向けて貢献していきます。

 

当社グループの環境への取り組みを記載した統合報告書「KYOEI STEEL INTEGRATED REPORT 2025」は、以下よりご覧いただけます。