
資源の少ない日本において、鉄スクラップは自給可能な唯一の資源です。鉄スクラップを原料に電気炉を用いて鉄筋棒鋼を主とした建設用鋼材として再び社会に送り出す電炉業は、鉄資源循環における静脈産業として機能しています。当社は、この電炉メーカーの社会的役割を強く意識し、事業を行ってまいりました。
地域で発生した鉄スクラップを使用して、その地域の建設現場に製品として送り出す地域密着型の事業を各地に展開しております。
また、数千度に達する電気炉のアーク熱を利用した医療廃棄物や産業廃棄物の溶融処理を手掛ける環境リサイクル事業のパイオニアとして、電炉操業をベースに増え続ける廃棄物を適切に処理し、製品を生み出す資源循環型社会構築の一翼を担っております。
一方、経済環境が急速に変貌する中、電炉業界においても構造改善は避けることのできない問題です。
さらに、鉄は無差別商品であるがゆえに常にマーケットの力を受け続けます。このような環境下で生き延び、発展するためには、お客様に選別されるメーカーでなければなりません。確かな品質の製品を安定供給するのはもちろん、デリバリーをはじめお客様のニーズに応え信頼を得ること、そしてそのためにもより一層体質を強化することが必要と考えております。
日本のものづくり文化を支えている気概、社会に貢献したいという志を忘れることなく、すべてのステークホルダーの信頼と要望に応えるため、これからもチャレンジを続け、社業に邁進してまいります。






